顔面騎乗とは、一方が他方の顔の上に跨り、性器や臀部を顔に押し当てる体位・行為を指す。

二次元コンテンツでは、女性が男性の顔に跨る形式が最も一般的であり、クンニや顔面への圧迫を伴う描写として頻繁に登場する。支配・被支配の関係を体位として視覚化したシーンとしても機能し、SM・調教系の作品での採用が多い。騎乗位と同様に「乗る側」が主導権を持つ構図であるが、顔面騎乗では顔への接触が中心となるため、嗅覚や呼吸の封鎖といったより濃厚な感覚描写が強調されやすい。

69(シックスナイン)とは、双方が互いの性器を同時に愛撫するという点で異なり、顔面騎乗は一方向的な奉仕・支配の構造を持つ。足コキや顔面への密着と組み合わせて描かれることもある。

相手の顔を完全に占有するという支配感の強さと、「顔に乗られる」側の従属的な状況が組み合わさる構図がファンに好まれる要素とされる。女性優位・主導権の逆転という構図がSM・女王様系ジャンルとの親和性を高めている。