素股とは、性器を挿入せずに、相手の太腿の間や股間に性器を挟み込み、前後に動かす性行為の一形態である。ペネトレーションを伴わない点で「ソフトエッチ」的な位置づけとされることも多い。

二次元コンテンツでは、服を完全に脱がず着衣のままや、ずらし挿入の手前の段階として描かれるケースのほか、意図せず密着した状態で自然発生的に起こる「お楽しみ」として演出されることが多い。ヒロインが気づかないまま感じていく羞恥描写との相性もよく、透明感のある感触表現が特徴的なシーンに仕上がりやすい。

挿入を伴う正常位やバックとは異なり、直接的な貫通が発生しないためソフトな印象を保ちつつ、性的な興奮を描ける手法として使い分けられる。足コキや太腿責めとも近い構造を持つが、素股は正面からの密着感と体温の伝わり方が強調される点で独自性がある。

非貫通でありながら挿入直前の緊張感や熱量を共有できるという「もどかしさ」が、ファンに支持される魅力のひとつとされる。