甘オホとは、性的快感を受け入れた状態で自発的かつ受容的に発せられる、甘みを帯びた「オホ声」のことを指す。快感に抗えず崩れる喘ぎ声(オホ声)の下位傾向として位置づけられるが、強制や羞恥よりも好意的・享楽的なニュアンスが前面に出る点が実用上の区別となっている。

二次元コンテンツにおいては、快楽を素直に喜んでいる状態のキャラクターが、言葉が崩れ「あんっ」「おほっ」「うほっ」といった独特の声を嬉しそうに漏らす描写として表れる。調教や陵辱の末に達する「オホ声」が抵抗の崩壊を示すのに対し、甘オホは最初からその快感を歓迎し、積極的に表現しているという点が重要な差異である。とろ顔やハート目などの幸福感を示す表情と組み合わされることが多く、行為全体に明るく肯定的な雰囲気が漂う。また、相手に対する信頼感や安心感がベースにあるため、イチャラブや和姦の文脈でも頻繁に用いられる。

オホ声が主に快楽に圧倒されて思わず出る声という意味合いで幅広く使われるのに対し、甘オホはその中でも受容的・好意的なシチュエーションに限定した語として機能する。アヘ顔を伴うような激しい理性崩壊とも文脈が異なり、よりキャラクターの主体性が保たれているのが特徴である。

この性癖が好まれるのは、キャラクターが幸せそうに喜んでいる様子を楽しめる点と、ラブラブ・イチャラブ的な空気感と親和性が高く、罪悪感なく楽しめる明るいエロスとして受け入れられやすいためである。