わからせとは、傲慢・反抗的・尊大な態度をとるキャラクターに対して、力関係や性的な優位性を示すことでその態度を改めさせ、服従・屈服を引き出す構図を描く性癖・シチュエーションを指す俗語である。

二次元コンテンツにおいては、高飛車なお嬢様・ツンデレ・口だけは強いキャラクターなどが典型的な「わからせられる」対象として登場する。そのキャラクターが性的な場面で圧倒され、言葉や行為によって優位差を徹底的に思い知らされる様子が描かれる。快楽による肉体的な屈服のみならず、「自分の方が格下だ」と精神的に認識させる過程が重要な要素であり、キャラクターの強がった態度が崩れていく変化が読みどころとなる。挿入や身体接触の場面に至るまでの言葉責めや主導権の行使、絶対的な支配関係の確立なども演出に組み込まれやすい。

快楽堕ちが性的快感によって人格・価値観が変容することを指すのに対し、わからせは優位差の証明・相手を屈服させる「結果」の演出に重点が置かれる。下克上が立場の逆転そのものを指すのに対し、わからせはあくまで優位側が支配を徹底する方向性を持つ点で分離される。

この性癖が支持される理由の一つは、普段は手の届かない・言い返せない強気なキャラクターを「攻略」する感覚にあるとされる。