ふたなり化とは、元々男性器を持たないキャラクターが何らかの経緯によって男性器も持つふたなり状態へと変化するプロセスや結果を扱う性癖表現である。

二次元コンテンツにおけるふたなり化は、魔法・薬物・呪い・肉体改造といった設定によって引き起こされることが多く、変化の過程を詳細に描く作品と、変化後の状態に焦点を当てる作品の両方が存在する。変化に伴う困惑や戸惑い、新たな器官への覚醒、既存の性的アイデンティティとの葛藤がシナリオの核を成すケースが多い。元のキャラクターの女性的外見を保ちながら男性器が付加されることが特徴であり、純粋なふたなりキャラクターとは描かれ方が異なる。

「ふたなり」が元からその属性を持つキャラクターを指すのに対し、「ふたなり化」は変化のプロセス自体に価値を置く概念である。「TSF(性転換)」は性別が完全に変わる表現であり、両性具有状態への変化を指すふたなり化とは区別される。「女体化」は男性が女性へ変わる方向の変容であり、逆方向に当たる。

身体変化の過程と、変化後のアイデンティティの揺らぎが持つドラマ性が、このカテゴリを変身・変容系ジャンルの中でも特異な位置に置いている。